まめばこの日常

動物好きで鉱物好き、バンド活動もしていて楽器も好き、「何とかなるさ」と「大丈夫」の心で、まめばこが興味を持った「?」や「!」を書いています。

「カブトムシ」の変身!

夏の日の朝、ベランダで洗濯物を干していると、カサコソ足下で音がした。下を見ると大きなカブトムシが歩いている。

いささか虫の苦手な私が、及び腰で「どこから来たの?」と覗き込むと、カブトムシはベランダの排水口の影に隠れてしまった。

何か食べるかなぁと思いながら、オレンジを少し切ってカブトムシの目の前に置いてみた。何やら前足でたぐり寄せている様子。

重ねて言うが、いささか虫の苦手な私は、「このままどこかに飛んで行ってくれないかなぁ」と心の中で密かに思っていた。

夕方、こっそりベランダをのぞくと、まだいる。だんなに頼んで捕まえてもらい、結局「彼」はそのまま飼われることになった。

 

虫好きなだんなは、どこからかメスのカブトムシを捕まえてきてつがいに。ラブラブの夏を過ごした2匹は、寿命を全うし、秋の風が吹く頃にそれぞれ天国へと旅立った。

「来年まで待つと、幼虫が顔を出すかもしれない」とだんなが言ったので、ときどき様子を見ながら、プラケースをそのまま室内の隅に置いておいた。

翌年6月、部屋を掃除していると、プラケースの隅で「ヒゲ」が動いているのが見える。

「おおおお!」新しい命か?!と思った瞬間、「え??ヒゲ?何で?」と疑問が。

プラケースの蓋を取ると、そこには黒白まだらの元気なカミキリムシが1匹。

ひええええ、カブトムシがカミキリムシになってしもうたと私。だんなに報告すると、大爆笑。おそらく、一緒に入れていたのぼり木にカミキリムシの卵がついていてふ化したのだろうと。

「飼うか」とつぶやくだんなに対して、「即効で、どこかに放してきて!!!」と語尾を強める私。周囲には緑が多いので、カミキリムシにとっては外のほうがいいのと、

重ね重ね言うが、私は虫がいささか苦手なのだ!