いまだに、気になること。
毎年、年末年始になると思い出すことが一つあります。
実は、30年くらい前に見た、映画だったかドラマだったかのことです。お正月に実家に帰ったときに偶然NHK(だったはず)で見たのですが、前半の途中から見たのでタイトルとかが分からず、いまだに悶々としています。
話の内容はこう。(私が見出した部分から)
その日のフライトで定年を迎える、初老の旅客機のパイロット。安全に最後の一日を勤めようと離陸。
別の空港から自家用の飛行機で飛び立つ一人の青年(どこへ向かうのかは覚えていないのですが)。
ところが、青年の自家用飛行機が上空で計器の故障が起き、高度や方向、燃料の残り、傾きなど、全てが分からなくなり大パニック。唯一使えるのが無線のみ。
彼は無線で、しきりに助けを求める。
その無線を、たまたまフライトしていた旅客機が受信。
旅客機の初老のパイロットが「まず落ち着け」と諭します。でも、青年は計器がまったく頼りにならないので、ただただ慌てるのみ。
初老のパイロットは「彼を助けよう」と、回り道をすることを乗客に説得して、乗客も承諾。
まず、パニックになっている青年の飛行機が、どこを飛んでいるかを知るために、彼に無線で話しかけるが、彼は「分かるはずがない、計器が故障しているんだから」と。
しかり、初老のパイロットは彼を落ち着かせて、太陽が向いている方向や、鉛筆などの身近にある物を使って、方角と旅客機との距離を推測。(さすがに経験豊かなパイロット)
やがて、初老のパイロットの眼下に、青年の飛行機を捉え、無事に帰還することができるという話。
とても、印象に残っていて、もう一度見たいと思っているのですが。何せタイトルも分からず。話の内容も、所々違っているかもしれないし。1回きりのものだったので、映画だったのかもしれません。
どなたか、ご存知ないですかね。